オーストラリアで出会った3人のPeter その3

オーストラリアでのワーホリで出会った思い出深い人を勝手にご紹介します。

オーストラリアでのワーホリ中に3人のPeterと言う名の人と出会いました。

3人とも忘れられない程の強烈なキャラクター達でした。

それでは早速皆んなに語り継ぎたい3人目のPeterのご紹介始めていきます。これで完結です!

3人目のPeter

出会いのきっかけ:ご近所さん

出会った場所:Melbourne(VIC)

3人目のPeterとの出会いは2014年。メルボルンでシェアハウスにて住んでいた時に、彼は現れました。

正直出会ったと言っても直接関わったことはなく、ただ外部から見守っていたという方が正しいかな。

シェアハウスに住んで月日は流れそこでの暮らしにも慣れてきた頃に、なんの前触れもなくシェアハウスの裏口に3人目のPeterは出没しだしました。

おじさんの叫び声

ある日の夜。

部屋にいると外からおじさんの叫び声が聞こえてきます。酔っ払いが1人で暴れているのかな?と思ってよく耳をすませてみると、なんだか誰かに注意をしているようでかなり怒っています。

「Can you keep it down?」

「f**king call the police!」

窓を開けて外を伺うと、1人のおじさんが斜め前の近所の裏口に向かって叫んでいました。うるさいから静かにしろーって言っています。

マップで調べてみたら、おじさんが怒っていた近所の建物はホステルでした。

そうとは知らなかったー。近くを通っても外観では全然バックパッカーに見えないし、どこにも案内も見当たらない。

正直、私が住んでいたシェアハウスの方には騒がしい音はバックパッカーからは聞こえてこない。もしかしたら外へ出てバックパッカーの近くまで行くと聞こえるかもしれないけれど。

それから夜になると毎日ではないけれど、週に数回は必ずこのおじさんの声を聞くようになりました。

おじさんが怒っている、ホステルの騒ぎ声は聞こえてこないけれど、おじさんの怒り声だけ聞こえてくる。

そこまでうるさくないはずなのに何であのおじさん怒っているんだ!?ストレス発散か?と思うほど謎でした。

パーティーハウスに近所が迷惑という・・まぁどこにでも起こりそうな問題ですが、ここでは被害を受けていると感じているのはこのおじさんだけ。

またしてもPeter。そしてあだ名はPちゃん

コンスタントにおじさんの叫びを聞くようになってから、おじさんの叫びをきくと「あー、また始まった」と思うようになりました。

私たちにとっては気にならないけれど、おじさんにとってはきっと我慢出来ないほどたまらないのでしょう。

もちろんおじさんの声は聞こえず、静かな日もありました。そんな日は、あぁ平和な夜だなと感じていました。きっとホステルも誰もおらず静かか、おじさんも叫ぶよりも他に大事な予定があったのでしょう。

そんな日が続けばいいのですが、そうはいかない。

そしてある日の夜。

おじさんが今までにないほどとてつもなく怒っていた時がありました。

そんな時、相棒が様子見てくると外へ行ってしまいました。

近づかない方が良いのではと思いつつ待ちます。そして外の様子を見に行って15分後ぐらいに、部屋へ戻ってきました!

相棒は、日々雄叫びをあげているおじさんと会話をしてきたそうです。

そしてお互い自己紹介をして、まぁ当たり障りない日常会話をしたそう。

相棒は彼の名はPeterという情報をゲットしてきました。

はい。ここでシェアハウス内ではおじさんのあだ名が生まれました。

「Pちゃん」

その日を界に、「Pちゃん」という愛称で呼ぶようになりました。

この時の私の心の叫びは「またしても、Peterかい!」

そして色々話をした時にPちゃんも話しかけてきた相棒に味がわいたのか、私たちが住んでいる家について質問してきたそうです。

「いつもさー、毎回毎回この家から違う人が出てくるけれど、どんな家なん?誰が住んでいるの?」

ここはシェアハウスで数名でシェアして住んでいると話したら、「へー、シャアハウス!?」そうなんだ!という反応だったよう。

まぁ、とっても静かなで騒がしくない家だから特にPちゃんに問題視はされなかった様子。

うるさくなければOK!ってこと。

昼でも苦情

そんなある日。

うちのシェアハウスに住んでいたカップル主催のBBQパーティーがお庭で開かれました。私は参加できなかったのですが、うちの相棒やカップルの友人が大勢集まってワイワイしていました。

そしたら、なんと裏口の外からPちゃんが怒ってきたそうです。。

昼間だから問題はないはずだと言っておい返したそうです。。

夜だけでなく昼間も活動していたんだー。

Pちゃんにとっては、とにかく昼でも夜でもうるさい事が悪なのです。

Pちゃんの思い出


Pちゃんの叫び声。ホステルで飲んでいるバックパッカーもPちゃんの叫びで一時は静かになってもすぐに騒がしくなるので、Pちゃんの叫びもおさまっては叫ぶの繰り返し。

「Always you make the noise」

「Can you keep it down?」

「Every night you make the noise」

怒りの声に哀れみを感じます。

たまにものすごくキレて、壁やドアをドンドン叩いたりもしたりしていた。

騒ぐ若者よりも、Pちゃんの叫びの方がかえってご近所迷惑なのではと思ったりもした。

Pちゃんの叫びで、深夜に起こされたこともあった。


特にPちゃんと会話をしたり直接関わったことはないので、大きな思い入れはないのですが、メルボルンでのシェアハウス生活はPちゃんなしでは語る事はできません。

さいごに

今回で、オーストラリアでのワーホリで出会った思い出深い人を勝手に紹介しているシリーズ完結です。

オーストラリアでのワーホリ中に出会った3人のPeter。

3人とも本当に忘れられない程の強烈なキャラクター達でした。どのPeterが気になりましたか?

今でも変わらず元気にしているのかな〜?

これからもきっと出会うであろう世界中のPeterはどんな人だろうか。

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