大阪から京都の嵐山へ行ってきました。
大阪の梅田駅から阪急電車を利用して行ってきました。途中桂駅で乗り換えでしたが、約50分の道のりでした。
今回の嵐山散策は「竹林の小径」と「祇王寺」をメインに散策してきました。
渡月橋
嵐山のシンボルといえば「渡月橋」
桂川に架かる橋で、橋周辺の嵐山地域は、特に桜と紅葉の名所として多くの観光客を集めています。

訪れた時は卒業旅行などのシーズンで人が多かったです。通りもバスやタクシー、人力車がバンバン通っています。

現在の橋は1934年(昭和9年)に完成し、橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製ですが、欄干部分は木造になっているのが特徴です。

嵐山に到着し渡月橋を渡り終えたところで、川沿いに腰掛けて少し遅めの朝食&早めのランチをしました。
風景を眺めながらのんびりとリラックスもオススメです。
竹林の小径
嵐山で渡月橋と並んで有名なのが「竹林の小径」
高く伸びた竹の通り道が約400m続きます。

ガイドブックとかにはとても風情ある景観が紹介されていますが、実際に訪れてみると以前と比べると観光客も増えてかなり混雑していました。
ちょっと立ち止まって写真を撮るのも一苦労です。

狭い小径を通る人力車も渋滞で、人も常に行き交っているので正直落ち着いて散策できる雰囲気ではなかったです。両脇は竹に囲まれただけの通りでお店もないのですが、どこかの商店街以上にものすごい賑わいよう。
それでもやっぱり京都を代表する観光地。ふと見上げた、高い竹とその上に見えた青い空に思わず感動。

竹も青々して木洩れ日も気持ちよくて、とても綺麗な場所だなぁと感じました。
早朝なら人も少なくゆっくりと観光もできるのかなぁと思われます。
さて混雑した竹林の小径を抜けても、トロッコの嵐山駅界隈までは人も多いです。
それ以降の祇王寺までの道のりは、急に静まりかえり穏やかな民家が広がっていました。
通常トロッコの嵐山駅から祇王寺までは徒歩で15〜20分ほどの道のりですが、倍の30〜40分ぐらいかけて歩いて行きました。
途中で迷いそうになりながらも、自由気ままにのんびりと散策する事が出来ました。
途中で見かけた案内板。近くの住民の方が観光客に声かけているのを実際に見かけました。

私たちも道中に、(はっきりとは忘れたけれど)小さなパワースポット?お店?か何かのに表示案内につられてある場所に足を踏み入れそうになりました。
そしたらどこからともなく人が現れて「どうぞどうぞ〜中へ〜!」と急に話しかけられたもんで、びっくりしてしまい会釈して後退りしてさり気なく去って→逃げるという事がありました。
後々考えたら、客引き行為だと思われる。
祇王寺
友達に嵐山観光でオススメしてもらった「祇王寺(ぎおうじ)」

祇王寺は平家物語にも登場するお寺。平家物語で平清盛に寵愛された祇王が、後に隠遁生活を送った場所です。

拝観料金は大人1人300円
観光客も多くなくとても静かなお寺だよと言っていましたが、まさにその通り!

嵯峨野にひっそりと佇む、こじんまりとした小さなお寺。嵐山の竹林の小径の喧騒が嘘のように静寂で荘厳とした雰囲気が漂っていました。
苔がとても美しかったですよ!
通路にしゃがんで、苔をまじかで眺めてきました。ちょっと触ってみたいなと思いながら^^;(もちろん触ってませんよ)
そして小さな草庵があり、そこの軒下に腰掛けて休憩。

哀愁漂う雰囲気にしみじみしながら、心地よい空気に癒されました。紅葉のシーズンは観光客で賑わっているようですが、嬉しいことに本日はほぼ貸切状態でした!
新緑や夏の時期も苔が生き生きとしてさらに綺麗そうですね〜。また再び訪れたいです。

駅から離れているのでアクセスしにくいのが難点ですが、自転車・タクシー・人力車を使えば問題ないかと。嵐山観光の穴場スポットとしてオススメです!
亀山公園&桂川
帰りは再び元来た道を戻り、竹林の小径ではなく嵐山公園(亀山公園)の方を通ってみました。
正式名長は「嵐山公園亀山地区」で大きな嵐山公園の一部ですが、地元の人からは「亀山公園」と呼ばれています。
嵐山には何度か来たことはありますが、この亀山公園に来たのは初めてでした。
亀山の名前は山の形が亀の甲羅のようにこんもりとした形に似ていることに由来しているそうですが、まさに名前の通り公園全体が小さな山で丘のようになっており、坂道が多い場所でした。
1日中歩き続けていたので疲れが溜まる中ぶらぶらと散策をしていたら、山頂付近にある展望台にたどり着きました。

ここからの景色は一見の価値があるほど、本当に素晴らしい眺めでした!
桂川の保津峡渓谷を見渡し保津川を一望。景観に感動(興奮)して、疲れがあっという間に消え元気になってきました。
向かいの山の上に見えるのは「千光寺」

向こうからの景色も良さそうですね。
素晴らしい眺めが堪能できるのに、比較的観光客は多くない印象でした。この亀山公園も嵐山観光の意外な穴場スポットかもです!
そして階段を足取り軽やかに下っていくと、川沿いの遊歩道へ。

川には多数の屋形船やボートで遊覧している人がたくさん通り過ぎて行きます。

屋形船に立つ船頭の船をこぐ姿は、力強くて華麗で思わず見とれていました。
亀山公園内や川沿いを散策しながら、ゆっくりと嵐山の自然を満喫しながら渡月橋まで戻ってきました。
今回の嵐山散策のルート
充実した1日の嵐山観光となりました。
嵐山での衝撃
最後に嵐山で受けた衝撃について。
お土産店を見ていたら、嵐山のゆるキャラなるものを発見!!
これはまさか・・各地で大量発生しているご当地キャラクターなのか!?
嵐山にも現れたんだと思いながら眺めても、全然キャラクターの実態が掴めずに、1人お土産店で困惑していました。渡月橋と書かれたおばけ?という第一印象でした。

この観光地に記念撮影用にあるよくある顔を出す板。渡月橋のキャラは口だけ穴空いているんで、とりあえず口だけ入れてみた。
「月橋 渡(つきはし わたる)」という名前の脱力系のゆるキャラだそうです。
背中に背負っているのはもちろん渡月橋。2014年にはもうデビューしていたそうです!知らなかった〜
渡君は約1180歳の男の子。四つんばいの姿や立ち姿とシュールなスタイルが突っ込みどころ満載なキャラですが、お土産にキーホルダー買いました。笑
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